GDC2025で開催されたIGDA年次総会のスライドを訳出しました。IGDAの国際的な広がりと活動についてご確認ください。以下ハイライトです。
IGDAとは
IGDA(International Game Developers Association)は、世界中のゲーム開発者が充実した持続可能なキャリアを築けるよう支援・エンパワーメントする世界最大の非営利会員組織です。
米国を拠点とする501(c)6非営利専門団体であり、プログラマー、プロデューサー、デザイナー、アーティスト、ライター、ビジネス関係者、QA担当者、ローカライズ専門家など、ゲーム開発に関わるあらゆる人々が参加する国際的な協力プロジェクトやコミュニティのネットワークを有しています。
IGDAの活動とプログラム
- メンターシッププログラム
- 女性インディーズショーケース(ゲームプレイ、デザイン紹介、Steamイベント、女性主導のスタジオ6社のパネルディスカッション)
- クィアインディーズショーケース(ゲームプレイ、デザイン紹介、スタジオ6社のパネルディスカッション)
- Androidポートプロジェクト(Google Play・IGDA財団協力、選出3チームに各約2万ドルの資金援助)
- 業界変革カンファレンス(業界課題に関する概要、パネルディスカッション、ラウンドテーブル)
- ウェビナーの実施
- 業界向けの声明発表
- ゲーム開発ハンドブック作成、資格認定プログラム
- 解雇支援リソース(Laidoff.supportとの協力でウェブサイト運営)
財務報告(2024年)
- 総収入(支部/SIG含む):464,635.67ドル
- 総支出(支部/SIG含む):577,576.94ドル
- 支部/SIG収入のみ:97,498.95ドル
- 支部/SIG支出のみ:126,013.68ドル
- 支部/SIGの赤字額:28,515.73ドル
- 本部のみ収入:367,136.72ドル
- 本部のみ支出:451,563.26ドル
- 本部の赤字額:84,426.54ドル
現在IGDAは2025年の活動計画を進めています。ぜひ積極的なご参加をお願いいたします。