Game Developers Meeting Vol.62(7/31)

株式会社ディー・エヌ・エーが主催するゲーム開発者向けの勉強会「Game Developers Meeting」がコロナ禍を経て、久々に対面で開催されます。当日は同社エンジニアの小松拓馬氏、山下駿氏の2名が登壇し、アプリゲームに関する最新の知見が共有されます。

申込み・詳細

セッション概要

中国発の令和最新Unity向けC#ホットアップデートソリューション「HybridCLR」が今アツい!

最近の中国ゲーム市場では「HybridCLR」というプロダクトを用いて、アプリストアを経由せずにUnity製アプリの振る舞いを変更(ホットアップデート)するアプリが増えてきています。これまでもLua等のスクリプトエンジンを用いてホットアップデートを実現することはできましたが、「HybridCLR」は一般的なスクリプトエンジンとは大きく異なり、「AOTコンパイル前提のIL2CPPランタイムを拡張してアセンブリの動的ロードに対応する」という大胆なアプローチで、シームレスかつ高パフォーマンスなC#スクリプト実行環境を実現しています。 今回の発表では「HybridCLR」の技術概要、OSS版と商用版の違い、具体的な使い方について解説したいと思います。 また、これまでのスクリプトエンジンとの違いや、日本と中国のアプリストア事情の違い等についてもお話できればと思います。

小松拓馬(株式会社ディー・エヌ・エー):大鳥居の地でゲーム開発に16年ほど従事し、2018年に中途入社。クライアント共通基盤チームのテックリードとして基盤開発に従事しながら内製タイトル開発を横断的にサポート。時にはリードエンジニアとしてタイトル開発を主導。好きなエディタはサクラエディタ。

Mirrativ上のライブゲームを、単体アプリとしてリリースした事例紹介

スマホだけでかんたんにゲーム配信ができるプラットフォーム「Mirrativ」。 そこでプレイできる数々の「ライブゲーム」では、配信中のゲームに視聴者が介入できる、ゲームとライブ配信が融合した次世代のゲーム体験を提供しています。 現在、ライブゲームの1つである「プリンセス&ナイト」は、配信プラットフォームから切り離された単体アプリとしてもストアにリリースされており、Mirrativ版とアプリ版の双方が運営されています。今回はこの単体アプリ化をどのように実現、運用しているか、技術面と仕様面の双方からご紹介します。

山下駿(株式会社ディー・エヌ・エー):2019年入社。運用タイトルのクライアントエンジニア、基盤開発業務、新規開発タイトルのモック制作やヘルプ業務などを経て、現在はMirrativ様とライブゲーム「プリンセス&ナイト」のリードエンジニアを担当。

イベント概要

  • 日時:2024年7月31日(水)
    • 19:00 スタート
    • 18:45 〜 受付開始
    • 19:00 〜 GDM趣旨説明
    • 19:05 〜 セッション開始
    • 20:05〜 懇親会開始
    • 〜21:00終了予定
  • 会場:DeNAオフィス(渋谷スクランブルスクエア40F)
  • 参加対象:ゲーム開発/ゲーム運営に従事されている方
  • 参加費:無料
  • 申込み締め切り:7月25日(木)18:00まで
    • 参加は抽選です/抽選結果は7月26日(金)の夕方目処にご連絡いたします。
  • 主催:株式会社ディー・エヌ・エー

■ Game Developers Meeting Facebookページ
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