ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、「Unity ゲーミングレポート 2024」の日本語版を公開しました。公開ページで氏名や所属会社などの情報を入力すれば無料で閲覧可能です。
レポートの冒頭では、ゲーム開発を形成するトレンドとして、以下の5項目があげられています。その後、全38項目について詳細な説明がグラフつきで述べられます。
- 開発者は時間節約のためにAIツールを導入
- スタジオは収益アプローチを多様化
- あらゆる規模のスタジオが、対応プラットフォームを拡大
- 開発者は、複雑さやコストが増すにもかかわらず、マルチプレイヤーゲームを優先
- 業界は、ブランド強化のためにエンゲージメントを拡大
そのうえで、2024年以降の5つのトレンドを、次のようにまとめています。
- ゲーム業界におけるAIの活用はさらに浸透し、常態化していく
- モバイルスタジオは、PCやコンソールへの拡大を続ける
- エクステンデッドリアリティ(XR)ゲームの需要はますます高まる
- 開発者は、新しいビジネスモデルと収益源を模索する
- クラウドサービスは、スタジオの業務効率を向上させるという意味で、ゲームに不可欠なものになっていく
本レポートの内容は「ゲーム業界は着実な成長を遂げているが、スタジオ間の競争も、ますます激化しており、経営者は正しい選択が求められている」と整理できるでしょう。本レポートのデータから何を読み取り、どのように活かしていくかが重要だと言えそうです。