2008年に英国・米国・インド(ニューデリー)で刊行された、Frans Mäyrä『An Introduction to Game Studies ― Games in Culture』の日本語訳(全訳)、『ゲームスタディーズ入門 ―文化のなかのゲーム』が、2024年3月29日に合同会社ニューゲームズオーダーから刊行されます。
ゲーム、特にさまざまなデジタル形式のゲームに注目する新しい研究分野、ゲームスタディーズの教科書であり、この分野の概要をコンパクトに示し、読者がより緻密で高度な研究を続けるために必要なツールを身につけることができるように作られています。
また、入門コースの教材として使えるよう、章の終わりには課題例および関係する方法論についてのメモが用意されています。
本書の翻訳は、メディアと大衆文化、特に、ゲームとエンターテインメントについて社会科学的に研究されている東北学院大学 情報学部 准教授で、IGDA日本SIG-Independentの世話人でもある小林信重氏によるものです。
目次
- はじめに:ゲームスタディーズとは何か?
- ゲーム文化:ゲームにおける意味
- 歴史の中の遊びとゲーム
- 1970年代の二重構造とアクションゲーム
- 1980年代のゲームにおけるアドベンチャーとその他のフィクション
- 3次元と1990年代前半
- 現実とゲーム:新世紀に入るゲーム文化
- ゲームスタディーズの取り組みの準備
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