日本デジタルゲーム学会ゲーム教育SIGは「ゲーミファイ・ネットワーク第17回勉強会」を4月11日(火)に実施します。講師は信州大学 医学部 小児医学教室の三代澤 幸秀 先生で、現役医師と医学生が開発したスマホ向け新生児医療体験シリアスゲーム『はじめてのNICU』に関する開発事例が紹介されます。ゲーミファイ(シリアスゲームやゲーミフィケーションなど)に興味ある方であれば、どなたでも参加いただけます。
https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/topics/2022/08/31168657.php
テーマ:現役医師が制作した「ゲームで学ぼう新生児医療」の試み
概要
昨年8月に公開された、スマホ向けの新生児医療体験シリアスゲーム「はじめてのNICU」では、現役医師が医学部生と共に制作しました。
※NICUとは、新生児集中治療管理室のことです。予定日より早く生まれた赤ちゃん(早産児)、体重が小さく生まれた赤ちゃん(低出生体重児)、または何らかの疾患のある赤ちゃんを集中的に治療・管理する集中治療室です。
ゲームの中には、選択によって展開が変化し、自由に新生児医療施設内を探索できるような、楽しく学ぶ仕掛けが沢山施されています。自分で選択することで能動的な学び=アクティブラーニングが可能になっています。
コロナ禍においても、医療系の学生や、中高生、療育関係の職種の方に、新生児医療を疑似体験できる機会を提供したい。また広く普段接する機会の少ない新生児医療を、少しでも身近に感じて頂きたい、という思いで製作されました。
今回の勉強会では、本ゲームの製作を主導された三代澤 幸秀先生をゲスト講師に迎えて、シリアスゲームの企画意図や開発経緯、反響などについてお話しいただきます。
現在、他分野でシリアスゲーム制作を行っている方、今後、他分野でシリアスゲーム制作を目指している方の後押しになることを期待します。
アプリは以下のサイトからダウンロードできます。
https://msserious.com
日時 4月11日(火) 19:30~21:00
会場 オンライン(ZOOM)
参加費 無料
※本勉強会はZOOM上で開催されます。参加申込みをされた方には、開催前にZOOMのミーティングIDを通知いたします。事前にZOOMをPCやスマートフォンでインストールのうえでご参加ください。
※勉強会終了後、ZOOM上で希望者による交流会も実施します。参加希望者はお飲み物や軽食などを、各自ご用意ください。
主催 日本デジタルゲーム学会 ゲーム教育SIG