Tsugiがオーディオダイアログツール「Alto Studio」の最新バージョン4.0をリリースしました。今回のバージョンアップで下記の機能が新たに実装されました。
- ボイス波形のピッチ変動を視覚化:ボスの性別、音域、イントネーションの違いを即座に特定できます。
- 新たなスペクトログラムビュー:クリックノイズなどのオーディオの問題を簡単に特定できます。
- 最新バージョンのゲームオーディオミドルウェア(Wwise、FMOD Studio、ADX2)をサポート。
- 独自のラウドネス分析&補正アルゴリズム:従来のITU-R BS.1770方式では分析できない、時間の短すぎるボイスファイルも分析・補正できます。
- 新たなファイルリムーバーツール:「静かすぎる」「短すぎる」「オーディオを含んでいない」といったファイルエラーを分析前に検出・削除し、プロジェクトの整理ができます。
- クロックチェック機能に新たなオプションを追加。
- ツールや外部パイプラインとのより深い統合を可能にする、新たなAlto StudioプラグインSDKおよびコマンドラインバージョン機能。
- VoiceFX に新エフェクトラック:エイリアン、ロボット、モンスターなどの声を作成できるボイス加工機能に新たなエフェクトが追加されました(Clipper、Comb Filter、Frequency Shifter、Limiter、Resonator、Spectral Delay、Stutter、Tube)
- 日本語マニュアルが追加されました。
Alto Studio は、ゲーム作品等のローカラズで必要な多言語のキャラクターボイスに対し、ボイスの命名、ラウドネス、言語間における音声特性の一貫性などをすばやくチェックできる、オーディオローカリゼーションツールです。詳細は公式サイトとリリースブログをご覧ください。