見た瞬間、誰もがハッとするようなゲームを選出する「センス・オブ・ワンダー ナイト(SOWN)」で、今年もファイナリスト8作品が決定しました。プレゼンテーションは東京ゲームショウ2日目の10月1日(金)、午前11時からTGS主催者番組として、オンラインで開催されます。
①Operation: Tango(カナダ)
オンライン協力プレイ専用でマイク必須のスパイアドベンチャーゲームです。プレイヤー二人は互いに異なるスキルセットを有しており、それぞれの強みを活かして調査・ハッキング・潜入などの活動を行っていきます。ARを活かした視覚的な体験も魅力の一つです。
②かくれんぼの音(日本)
これは、あなたの目に映る現実を舞台に、物語を追体験する、AR物語体験ゲーム……。プレイヤーはスマートフォンを手に、実際に「目を閉じ、耳をすまし、現実世界で歩く」経験をしながら、物語を進めていきます。ARと物語が融合した新たな体験が特徴です。
③Do Not Buy This Game(イスラエル)
ゲームをプレイしている間にゲームが作られていくコメディウォークシムです。ゲームを開始すると、制作者がプレイヤーを出迎え、ゲームが完成していない事実が伝えられます。しかし、心配しないでください、あなたたち二人はきっと何かを見つけ出すことができるでしょう……
④Blind Drive(イスラエル)
音を頼りに遊ぶ新感覚のブラックコメディ・アクション・アーケードゲームです。1人称視点の超リアルなオーディオアドベンチャーと、狂気のB級映画のようなプロットにもとづくハイテンポなアーケードゲームが融合しています。両手両足を縛られ、目隠しをされた車の中で、君は何マイル走ることができるか!?
⑤Eloquence(オランダ)
ゲームの主人公は噴火を間近に控えた火山島に不時着したエイリアン。時間内に頂上にたどり着き、脅威を取り除くことが目的です。ただし、この島には言語が異なる3つの種族が存在し、互いにいがみ合っています。シンボルやアイコンで形成された3つの言語を読み解き、ミッションを達成できるでしょうか?
⑥In My Shadow(インド)
ステージ上のギミックを動かし、影の形を変えて進んでいくアクションパズルです。影は単なるテーマではなく、コアメカニクスです。クリアの仕方は一つだけではありません。影を使って無数の方法で遊び、頭をひねりながら、楽しい時間を過ごしてください。
⑦謎と記憶のラビリンス(日本)
スマホの漫画とゲームを行き来する新感覚の謎解きアドベンチャー。漫画の主人公は見知らぬ場所で目を覚まし、元の世界へ帰ろうと試みますが、謎に行手を遮られてバッドエンドを迎えてしまいます。プレイヤーは漫画の世界に飛び込み、主人公となって謎を解き、物語の続きを紡いでください。
⑧Please, Touch The Artwork(ベルギー)
抽象画の草分けとして知られるピート・モンドリアンの絵画をもとにしたパズルゲームです。実際は触れない名画に触れたら、何がおきるでしょうか? ゲームには3つの異なるパズルが含まれています。現実のアート・インスタレーション制作と連動している点も特徴の一つです。
TGSインディーゲームコーナーとSOWNにはIGDA日本SIG-Indieが企画協力しています。