DeNAが主催するエンジニア向け勉強会「Game Developers Meeting vol.37」で、スクウェア・エニックスの長谷川誠氏が登壇。「ゲームAIにおける意思決定と地形表現〜『LEFT ALIVE』を事例に紹介 〜」と題して講演を行います。
同社が発売したサバイバルアクションゲーム『LEFT ALIVE』では、企画内容から複雑な手順のアクションを実行するAIが求められる可能性があったため、キャラクターのAIの中心である意思決定の部分において、「階層型タスクネットワーク」(HTN、Hierarchical Task Network)が採用されています。
HTNはFPS『Killzone 2』をはじめとして数タイトルに導入されて来た意思決定アルゴリズムで、長時間に渡る行動計画を生成することを可能にする技術です。
講演ではHTNの基本的な機能に続いて、『LEFT ALIVE』でHTNを運用する上で発生した課題と解決策、そして未解決な内容について共有されます。またCEDEC2019で講演された地形表現について、時間の都合で省かれた機能についても、いくつか紹介される予定です。
【申込み・詳細】
登壇者紹介
岡長谷川 誠(はせがわ まこと)株式会社スクウェア・エニックス第一開発事業本部 ディビジョン 5 プログラマー。
専門学校卒業後、2004年、フロム・ソフトウェア入社。アーマード・コアシリーズなどのゲームプレイ要素(敵・AI・イベントなど)、マルチプレイ制御を主に担当。2015年、セガゲームス入社。ファンタシースターオンライン2のエネミー・プレイヤークラス(サモナー)を担当。2016年から現職。LEFT ALIVEのAI全般を担当。CEDEC2019で、LEFT ALIVEの地形表現について講演。
開催概要
2019年10月25日(金)19:30 スタート
19:00 〜 受付開始
19:30 〜 GDM趣旨説明
19:35 〜 勉強会
21:00 〜 懇親会
〜 22:00 終了予定
会場:渋谷ヒカリエ21F DeNA Seminar Room
参加対象:ゲーム開発職に従事されている方
参加費:無料
エントリー期間:~10月17日(木)23:30まで(抽選制)
主催:株式会社ディー・エヌ・エー