Genvid Technologies のプレスリリースによると、現在開催中にGDCにて、同社は「Genvid SDKを採用して開発されたインタラクティブ・ストリーミングの様々なコンテンツ」と「 Limelight Networksとの研究開発での協業 」を発表した。
Genvid SDK とは、 視聴者参加型の新しいインタラクティブ・メディアのコンテンツの開発する SDK。 esports分野などで活用されており、世界最大のesports大会の一つでもあるCounter-Strike Majors等で採用実績 があるとのことだ。
具体例は次の動画をみてもらうと、わかりやすいだろう。ゲームプレイを観戦している視聴者が、アイテムを投下してゲームプレイヤーを支援するのだ。逆に、敵を投下してゲームプレイヤーを混乱の中に陥らせることもできる。
Genvid SDK は https://www.genvidtech.comから無料でダウンロードできる。
研究開発で協業した Limelight Networks の のシニア・ディレクターである Stephanie Gaines は次のように述べている。「ゲームとメディアが融合していく未来には、真にライブでインタラクティブな体験を提供できるか否かが決定的に重要になってきます。弊社のリアルタイム・ストリーミングは、この分野で最も品質が高く世界中でサービスを提供しており、標準のウェブ・ブラウザを使用していても 1 秒未満の超低レーテンシーを実現しています。Genvid のゲ ームエンジンと協働する事で、ゲーム開発者や放送事業者による次世代コンテンツの創造をサポートしていけることでしょう。」
Genvid Technologies,Inc について(https://www.genvidtech.com)
Genvid は、2016 年に、ゲーム業界で豊富な経験を持つファウンダー達によって設立され、Horizons Ventures、Makers Fund、March Capital Partners および OCA Ventures からの支援で、現在までに 2,000 万ドルを調達しています。ゲーム開発者、放送事業者およびメディア企業に対して、彼らのプロダクトに実装して革新的なインタラクティブ・ストリームを創り出すための SDK を提供しています。
Genvid SDK はミドルウェアで、様々なストリーミングプラットフォームやインフラストラクチャに柔軟に対応できます。各視聴者毎に特定したトランザクションから収益化することができるため、スポンサーシップやストリーム内課金を通じてゲーム開発者に大きな収益の機会をもたらします。