「人工知能のための哲学塾 西洋哲学編」「東洋哲学編」と続いた人気連続セミナーで、待望の第三期「未来社会編」が始まりました。
過去二期では、哲学を接線として人工知能の内面をつかさどる知能の構造について議論を行ってきました。これに対して第三期では人工知能間や、人間と人工知能の関係性を見つめ、そこに横たわる哲学について探求していきます。
人工知能が作る社会や、人間と人工知能が作る社会は、いったいどのようなものになるのでしょうか?
第壱夜では「人と人工知能はわかりあえるか?」をテーマに「人間が人工知能を理解することとはなにか?」「人工知能が人間を理解するとは何か?」という二つの問をめぐって、社会が知能の生成に及ぼす影響、また知能が社会に及ぼす影響を深く探求していきます。大きな社会の姿と、そこに在る知能の深い中心にあるコアは深く結びついているのです。
第一部では、人工知能研究者の三宅陽一郎氏、哲学研究者の大山匠氏の講義を行います。三宅氏は人工知能から哲学、大山氏からは哲学から人工知能へとアプローチします。
第二部のグループディスカッションによって立体的な議論が行われます。講演や議論の材料としては哲学書だけでなく、ゲーム、SF、映画など、エンターテインメントに見られる社会もテキストとして使用される予定です。
開催概要
主催 NPO法人IGDA日本
日時 2018年10月17日(水)19:30〜22:40(19:00開場)
場所 渋谷FabCafe(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア)
参加費 2000円(ワンドリンク含む)
講師 三宅陽一郎・大山匠
タイムスケジュール
19:00 開場
19:30 挨拶
19:40 講演 三宅陽一郎(SIG-AI正世話人)
20:10 講演 大山匠(哲学研究者)
20:50 グループディスカッション
21:35 休憩
21:40 グループ発表
22:20 終了
【チケット購入はこちら】
三宅陽一郎(ゲームAI開発者)
NPO法人IGDA日本SIG-AI正世話人。著書に「人工知能のための哲学塾 西洋哲学篇」「人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇」(BNN新社)など多数。
大山匠(哲学研究者)
上智大学哲学研究科博士前期課程卒。数学、論理学、意識論、身体論等のテーマが専門。現在は人工知能の研究開発/コンサルティングに従事しながら、哲学に関する講演や執筆活動を行っている。
ニコ生配信
各回のテーマ
第零夜 概論(終了)
第壱夜 人と人工知能はわかりあえるか?
第弐夜 人工知能はどのような社会を築くのか?
第参夜 人工知能は文化を形成するか?
第四夜 人と人工知能は愛し合えるか?
第五夜 人工知能にとって幸福とは何か?