プロシージャルオーディオむけ開発ツールを提供するTsugiはゲーム・映画業界向けオーディオダイアログ&ローカリゼーション向けツールの最新版「ALTO STUDIO 3.1」をリリースしました(プレスリリース全文はこちら)。
Alto Studioは特定言語から何十種類もの言語まで、幾千ものダイアログファイルを分析し、必要であれば参照する言語での比較や、エラー報告、自動修正などを行うことが可能です。また、Interactive Dialogue Tester、Audio Batch Renamer、Loudness Equalizer、Placeholder Speech Synthesizerなどの機能を搭載しています。
Alto Studio 3.1では、アプリケーションにセリフとキャラクター名のサポートが追加されました。また、すべての分析と修正機能、すべてのツールで、キャラクターが発したセリフに基づいてファイルを処理できるようになりました。他にspeech synthesizerの機能では、Final Draftスクリプトのインポートに対応しており、キャラクターごとに異なったボイスでのセリフのレンダリングができるようになっています。
Alto StudioはWwiseやADX2といったゲームオーディオミドルウェアと互換性を有しています。追加された新しいエクスポータによって、WwiseやADX2のプロジェクトに自動的にWaveファイルを追加したり、コンテナやイベントの生成を行うことが可能です。それぞれのプロジェクトのコメントに、セリフやキャラクター名を挿入することもできるようになっています。
■Alto Studio製品概要
- Alto Studio 3.1フルライセンス:59,000円(複数ライセンス、サイトライセンス購入での割引有)
- AltoからAlto Studio 3.1へのアップグレード:30,000円
- Alto Studio 3.0から3.1へのアップデート:無料
- 動作環境:Windows 7,8,10(32/64ビット対応)
【Alto Studio製品ページ】(無料体験版あり)
問い合わせ altoinfo[at]tsugi-studio.com