「アラド戦記」で中国司法当局が現地企業に開発・配信の差し止めを認定

ネクソンはテンセント・ホールディングスに対して、同社の人気タイトル『アラド戦記(英語名:Dungeon&Fighter』の中国国内における配信・運営権を独占的に許諾しています。

アラド戦記(公式サイトより)

このたび同社はテンセント・ホールディングスが、『アラド戦記』の類似ゲームを、同社の許可なしに開発・配信している疑いのある下記7社に対して、著作権侵害及び不正競争行為の中断を求める仮処分を中級人民法院に申し立てた結果、2017年12月28に訴えが認められたと発表しました。これに伴い、該当4社は『阿拉德之怒』の開発・配信に関わる行為を直ちに中断することが命じられました。

知的財産権侵害の疑いがある中国企業 7 社

上海恺英网络科技有限公司
上海挚娜网络科技有限公司
苏州聚和网络科技有限公司
浙江上士网络科技有限公司
上海悦腾网络科技有限公司
杭州聚塔信息技术有限公司
北京易悠网络科技有限公司

知的財産権侵害の疑いがある 5 タイトル

阿拉德之怒
地下城与勇者
地下城盟约
地下城之鬼剑传说
地下城与鬼剑士觉醒

同社は「このような違法行為に対して引き続き、断固たる姿勢で可能な限りの措置を講ずるとともに、プレイヤーの皆さまにも違法ゲームタイトルへの注意喚起を行ってまいります」とコメントしています。

本件に関するリリースはこちら