ユニティ・テクノロジーズは2017年12月14日、OTOY社が提供するGPUベースのレンダリングエンジン「OctaneRender for Unity」がリリースされたことを発表しました。
本リリースにあわせて、ユニティ・テクノロジーズは「UnityのTimelineやCinemachine機能とOctaneRenderを組み合わせて使用することで、アーティストやデザイナーがUnityを使ってシーンや物語の展開を作り込むだけでなく、写真のようにリアルなCG映像作品を製作したり、ゲームのシーンを利用した美しいトレイラーを製作することができます」とコメントしています。また、「OctaneRender for Unity」はCPUベースのレンダリングエンジンにくらべて、約10-50倍早く描写することができるとしています。
OctaneRender for Unityはリリース時点では、Windows版のUnity 2017.1.0のみサポートされます。また、使用にはCUDAをサポートするGPUカードとグラフィックドライバーの347.xまたはそれ以上が必要です。レンダリングに使用したいGPUの数によって無料と有料のサブスクリプションのプランが用意されています。
OctaneRender for Unityの入手にはインストーラーをUnityアセットストアからダウンロードすることが必要です。