Tsugiがプロシージャルオーディオミドルウェア「GameSynth」のベータ版提供を開始

ゲームオーディオ向けミドルウェアを開発・販売するTsugiは、プロシージャルオーディオミドルウェア「GameSynth」のβ版提供を開始しました。本ミドルウェアを使用することで、ゲーム効果音を制作するサウンド担当者は、さまざまな効果音バリエーションをランタイム方式で生成することができます。

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■GameSynthの主な特徴■

・ GameSynthにおける各サウンドモデルは、わずか数百バイトしかかからないいため、サイズが膨れ上がりがちな従来の静的サウンドファイルに比べ、メモリと転送時間の節約になります。

・ サウンドはリアルタイムで合成され、その全ての生成パラメータをゲーム内から制御することができるため、従来のサウンドファイル再生に比べてはるかに大きなインタラクティブ性を提供します。

・サウンドモデルのパラメータをわずかに変えるだけで、ランダムバリエーションを持った効果音を発音するため、従来の「決まった音を繰り返し再生する」だけのゲーム表現から、一歩進んだ演出が可能となります。

GameSynthには、サウンドデザインツールとランタイムエンジンが含まれおり、スタンドアローンでも、お使いのゲームオーディオミドルウェアと組み合わせてでも使用​​することが可能です。また、サウンドデザインツール単体での販売も予定しております。さらに現在Tsugiでは、先端的なツールが組み込まれた製品をご提供できるよう、ゲームオーディオミドルウェア各社と共に研究開発を進めております。

またベータ版のご提供開始と同時に、GameSynthにおけるプロシージャルオーディオモデルの多様性と、そのパワーが見られる一連のビデオをリリースしました。こちらよりご覧頂けます。