シリコンスタジオとエスディーテックは、ルネサス エレクトロニクスの車載情報システム用SoC「R-Car」向けに、汎用デザインツールで作成されたデータを取り込める2D/3Dヒューマンマシンインタフェース(HMI)開発環境の提供を目的として協業を行うことを発表しました(詳細はこちら)。
今回の協業により、アドビの汎用デザインツールで作成された2D/3Dデータが「R-Car」向けHMI開発環境上で活用可能になります。シリコンスタジオが3D開発環境を担当し、エスディーテックが2D開発環境を、それぞれ担当します。
シリコンスタジオでは「汎用デザインツールが活用可能になることで、ティアワンを始めとするサプライヤー各社は車載HMIのルック&フィール作成が容易になり、デザイナーの学習コストの大幅な削減と、システム導入期間短縮への貢献が期待されます」とコメントしています。
電気自動車や自動車の自動運転技術などの開発・浸透が進む中で、本件をはじめとしたゲーム業界のコンテンツ開発技術の実用領域への応用がますます期待されます。