日本ゲーム大賞2017アマチュア部門で優秀賞を受賞した「ぱくロール」(国際情報工科自動車大学校/チーム「ぱくロール」)が一般公開されました。さまざまな仕掛けやアイテムを体に挟みながらゴールをめざすアクションゲームです。
操作はコントローラのアナログスティックで移動、Aボタンでジャンプ、Bボタンで「はさみ」アクション。くるくる回る仕掛けを体で挟んで移動したり、砲弾を体で挟んで向きを変え、仕掛けのスイッチを入れるなどして、ゴールをめざしていきます。なお、PCゲームですがコントローラが必須です。
途中でネジのアイテムをとりながらゴールをめざし、タイムを競います。ネジはステージごとに3つずつ配置されており、全部とろうとすると、なかなかシビアなアクションを要求されます。カジュアルな見た目とは裏腹に、けっこうテクニックを要求されるゲームです。
ゲームはたっぷり8ステージ。学生作品であれば1ステージ完成させられれば上等。多くても3ステージ程度といったものが多い中で、このステージ数は群を抜いています。しかも、それぞれのステージで特徴があり、もりだくさんの内容になっています。
制作チーム紹介
ゲームソフト開発科3年
安齋 宜倫(リーダー、メインプログラマ)
松井 海斗(プログラマ)
ゲームグラフィック科3年
小野寺 花穂(2Dグラフィックデザイナー)
ゲームソフト開発科2年
早川 祐希(プログラマ)
谷津 悠久(プログラマ)
ゲームグラフィック科2年
島 大祐(3Dグラフィックデザイナー)
制作チームコメント
良かった点:チームで賞を取りに行くという目標を立てて制作出来たことと、ゲームに対し、チーム1人1人が自分の個性を出すことが出来たのが良かったと思います。
工夫した点:「はさむ」というテーマで制作したので、誰がみても挟んでいるなと感じられるようなキャラクターデザインにしたことです。そのデザインを活かしたギミックを考えることや、挟むときの動きや音にプレイヤーが気持ちよくなってもらえるように工夫しました。
課題を残した点:企画では、最初に決めていたギミックの一つを入れることが出来なかったことや、一目で用途を分かりづらいオブジェクトを作らせてしまった点です。プログラムとしては、プレイヤーの挙動に違和感がある点が課題として残ってしまいました。
(以上、チームを代表して安齋君よりコメント)