メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏が主催する「黒川塾」の第52回で、「誰にでもわかるゲームAI(人工知能)の話」をテーマに、SIGーAI正世話人の三宅陽一郎氏と、「がんばれ森川君2号」などで有名なムームーの森川幸人氏が登壇します。
黒川塾でゲームAIがとりあげられたのは、2016年8月23日に開催された第39回「誰にでもわかる!エンタメ的人工知能(AI)」以来、約1年ぶり。前回よりもさらにゲーム&エンタテインメントに焦点を当て、現時点で知っておくべき人工知能の実態・展開事例・可能性・課題などについてトークセッションが行われます。
【申込み・詳細】
登壇者プロフィール
三宅陽一郎(みやけ・よういちろう)
ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。IGDA日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、DiGRA JAPAN 理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員。共著『デジタルゲームの教科書』『デジタルゲームの技術』『絵でわかる人工知能』(SBCr)、著書『人工知能のための哲学塾』(BNN新社)、『人工知能の作り方』(技術評論社)『はじめてのゲームAI』(WEB+DB PRESS Vol.68、技術評論社)。翻訳監修『ゲームプログラマのためのC++』『C++のためのAPIデザイン』(SBCr)、監修『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)。
連続セミナー「人工知能のための哲学塾」を主催。最新の論文は『大規模ゲームにおける人工知能』(人工知能学会誌 Vol.32, No.2 Web AI書庫でWeb公開)。『ゲーム、人工知能、環世界』(現代思想、青土社、2015/12).講演資料はslideshareを通じて公開している。また人工知能学会「私のブックマーク『ディジタルゲームの人工知能(Artificial Intelligence in Digital Game)』」に寄稿している。ツイッターアカウント @miyayou
森川幸人(もりかわ・ゆきひと)
グラフィック・クリエイター
1959年 岐阜県生
1983年筑波大学芸術専門学群卒業
株式会社ムームー 代表取締役
主な仕事は、CG制作、ゲームソフト、スマホアプリ開発。2004年「くまうた」で文化庁メディア芸術祭 審査員推薦賞、2011年「ヌカカの結婚」で第一回ダ・ヴィンチ電子書籍大賞大賞受賞。代表作は、「アインシュタイン」「ウゴウゴ・ルーガ」(テレビ番組CG)「ジャンピング・フラッシュ」「アストロノーカ」「くまうた」(ゲームソフト)「マッチ箱の脳」「テロメアの帽子」「ヌカカの結婚」「絵でわかる人工知能」(書籍)「ヌカカの結婚」「アニマル・レスキュー」「ねこがきた」など(iPhone,androidアプリ)
開催概要
日時 2017年8月17日(木曜日) 18:30開場、19:00開始 90分程度
終了後、懇親交流会を実施
会場 御茶ノ水 デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス
(〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F)
参加費 事前申込み 3000円/学生2500円
当日 3500円/学生2500円/デジタルハリウッド在校生割引 2000円