ゲームシナリオライターの生活支援&活動促進『一般社団法人日本ゲームシナリオライター協会』が発足

ゲームシナリオライターの活動促進と生活支援などを目的として、一般社団法人日本ゲームシナリオライター協会(JAGSA)が発足しました。代表理事は重馬敬氏がつとめており、SIG-GameScenario正世話人の山野辺一記も理事として参加しています。

JAGSAでは今後、ゲームシナリオライターのスキルアップ、キャリアアップのためのセミナー、確定申告や税金などについてのセミナーなど、各種講座を開催していく予定とのことです。あわせて個人・法人団体の正会員も募集中です。

左から山野辺・小川・重馬・日暮

代表理事:有限会社月光 重馬敬(本名:重松敬介)
理事  :株式会社エッジワークス 山野辺一記(本名:山部康男)
理事  :有限会社エルスウェア 小川楓
理事  :株式会社エレファンテ 日暮茶坊(本名:日暮俊彦)

代表理事 重馬敬の挨拶

ゲームシナリオを主たる戦場として戦うライター、彼、彼女らをゲームシナリオライターと呼称します。わたしがはじめてコンピュータゲームのシナリオを執筆したとき、この職種はそれほど一般的なものではありませんでした。

現在、PC、スマートフォン、専用ゲーム機上で、数多くのゲームがリリースされ、ゲームシナリオ作成を専業として活躍するライターも珍しくはなくなりました。

一方、そんなゲームシナリオライターが互いに交流し切磋琢磨し情報交換する場は、いままで存在しませんでした。若手ゲームシナリオライターが税金で悩んでいても、ベテランのゲームシナリオライターが健康について不安を抱えていても、組織としての受け皿はなかったのです。

わたしはそんな「ゲームシナリオを主たる生業とするライター」をケアする組織が欲しいと以前から考えていました。誰かつくってくれないかな、と……。そう考える業界関係者は多かったのではないかと思います。いえ、実際に多いのです。

勝手になんとなくいいようにしてくれる「誰か」はいないけれど、「誰か」を探すみんなが手をとりあえば、多くの力を集めることができれば、そんな場を得ることができる――。

それが、日本ゲームシナリオライター協会(JAGSA)です。

ゲームシナリオライターみんなのための組織を、今回、多くの方々のご賛同、ご協力のもと形作ることができました。これから、みなさんと一緒に一歩、一歩、歩んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

法人概要
名称    : 一般社団法人日本ゲームシナリオライター協会
本社所在地 : 東京都調布市布田1-40-2 アクシス調布402
設立    : 2017年6月7日
代表者   : 代表理事 重馬敬
ホームページ: https://jagsa.jp/