日本ゲーム大賞2016アマチュア部門で佳作に輝いた「流闘」（チーム大陸／HAL大阪）が一般公開されました。スマートフォン＆タブレット向けのゲームですが、PC上で実行する実行ファイルが公開されています。
ゲームは固定画面のRTSで、プレイヤーは神となって周囲から攻め寄せるエイリアンの群れを隕石を投射して撃退しつつ、スペースコロニーを守っていきます。一定数以上のエイリアンを撃退すればステージクリアです。
画面上に指でラインをひけば（PCではマウスをクリックしたまま移動）、重力の流れが発生して隕石を投射できます。ラインは一度に三本までひくことができ、ラインからラインへと隕石を移動させればスピードアップ！ コロニーの周囲をラインで囲って防御したり、複数のラインを集結させて攻撃力を高めたりと、さまざまな戦術が可能です。
ステージごとに多彩なボス敵が登場するのも魅力の一つです。引力の流れをエイリアンに直接あてて軌道をずらしたり、スペースコロニー自体も動かしたりもできます。
◆受賞コメント
- 名前：張 爽
- 担当：チームリーダー/メインプログラマー
- 良かった点：大事なチーム作業の経験を得て、チームを管理する事も色々勉強しました。
- 工夫した点：ゲームを軽量化することと、正しく「流れ：の判定を取ること。そして流れを表現すること。
- 課題を残した点：未だ実装できてない部分があります、これからはタスク管理と時間の分配を検討すべきだと思いました。
- 名前：釜谷 龍侍
- 担当：グラフィック、企画
- 良かった点：皆で最後まで頑張って、ゲームを完成させた。
- 工夫した点：オープニングの作成とパーティクルの作成。
- 課題を残した点：成果物の品質を上げること。
- 名前：坂戸 拓
- 役割：プランナー
- 良かった点：どのように自分たちがやりたい事を表現できるかの話し合いをお互いに語り合えた事で、色々な意見と自分には無い発想をよく考えることができた。
- 工夫した点：流れをどのように体験的に体験してもらえるのかについて、実際に試遊してもらうことで得られた改善点をゲームに落とし込んだ所。
- 課題を残した点：もう少しリーダーを支えることを積極的に出来ていれば負担を大きく掛ける事がなかったはずなので、もっと話し合いを密にする事。
- 名前：中山 泰和
- 担当：プログラマー
- 良かった点：チームで作るという貴重な経験を得た上に、日本ゲーム大賞で賞を頂けたことです。
- 工夫した点：仕様変更時などに変更点がコンセプトに合っているかを監督するように努力しました。
- 課題を残した点：特にありません。
- 名前：津村 直斗
- 担当 プランナー
- 良かった点：チーム内では意見がぶつかる事もあったが、納得するまで話し合ったり、先生方や学校の友達に相談したりして、作品をより良いものにできたこと。
- 工夫した点：ゲームを企画する時、コンセプトを一目でわかる様にゲームをプレイする人の目線で試行錯誤した。
- 課題を残した点：企画の段階で考えていた仕様が実装出来ていないものがあったので、その仕様を組み込んでしっかり仕上げられる様にしたい。
- 名前：山本 孔哉
- 担当：グラフィック、企画
- 良かった点：みんなの作りたいイメージに沿ったデザインに仕上げられたところ。
- 工夫した点：全体の絵のバランスを保ち、違和感を少なくできたところ。
- 課題を残した点：1つ1つのものを作るスピードをもう少し早く仕上げられるようにしたかった。