CRI・ミドルウェアはゲーム開発向けミドルウェアのCRIWAREについて今後のロードマップを発表しました。同社では今後、CRIWAREが「対応ゲーム機の拡充」「VR向け触覚対応と音声・動画機能の強化」「CRIWAREのオープンプラットフォーム化」を柱に進化を続けていくとしています。
ロードマップのポイント
- 対応ゲーム機の拡充
ニンテンドースイッチ、Xbox OneのUnity開発、ブラウザゲーム開発向けにCRIWAREが対応します。 - VR向け触覚対応と音声・動画機能の強化
触覚ミドルウェアCRI HAPTIXがPS VR、HTC Vive、Oculus Riftのコントローラに対応します。映像や音声面の機能もVR向けに強化し、視覚・聴覚・触覚をトータルでサポートすることで、よりリアルで没入感の高井VR体験の作り込みを支援します。 - CRIWAREのオープンプラットフォーム化
CRI ADX2に対して第三者が独自のプラグイン(エフェクトやレベルメータなど)を組み込めるカスタムプラグインの仕組みを提供します。
ロードマップ概要
2016年11月リリース
- ブラウザゲーム開発に対応した「CRI ADX2 for ブラウザ」の提供開始
2016年12月リリース予定
- ニンテンドースイッチに対応したCRIWARE(ADX2、Sodex2、ファイルマジックPRO)の提供開始
- Unity for Xbox OneむけCRIWAREプラグイン(ADX2、Sofdec2)の提供開始
- Sofdec2エンコーダの入力にMP4ファイルを扱える機能を追加
2017年3月リリース予定
- CRI HAPTIXの各種VRデバイスコントーラー向け提供を開始
- ADX2のカスタムプラグイン対応開始
- ADX2ツール(Atom Craft)のMac OS X版提供開始
2017年6月リリース予定
- Sofdec2独自のアルファムービーにおけるブラウザゲームの対応開始
- PSVRに続いて、ADX2のPC環境向け立体音響(HTC Vive、Oculus Rift)対応開始
2017年9月リリース予定
- Sofdec2のネットワーク再生(HLS再生)対応開始
- ADX2のプロシージャルオーディオ対応開始