CEDECスカラーとしてスタジオツアーとCEDEC2016に参加させていただいた専門学校デジタルアーツ仙台、企画・シナリオコースの工藤乃樹です。
CEDECスカラーシップでは初日に企業三社を回るツアー、翌日からは3日間に渡るCEDECカンファレンスに参加し、とても内容が濃く、自分の人生の中でも充実した4日間を過ごすことが出来ました。学校の先生にこのスカラーシップの事を紹介してもらい、是非参加させて頂きたいと思っていたので、今回参加できてとてもうれしいです。
初日のスタジオツアーではDeNA、ジープラ、Aimingさんの3社のゲーム会社を訪問しました。
会社の説明がメインでしたが、オフィスの様子を見学させて貰ったり、自分たちの企画書やポートフォリオ等を見てもらう機会を頂きました。特にAimingさんでは各職種の方達と面と向かってお話をさせて頂き、自分の企画書に対し貴重なご意見を頂きました。
翌日からのCEDECは今回が初めてだったのですが、自分の周りの人達が皆知っている企業さんばかりで終始目を丸くしていました。CEDECではそれぞれ自由行動で、自分の興味あるセッションを見に行っていました。
特に面白かったセッションは「人がゲームにハマる心理 ~行動経済学とソーシャルゲーム~」です。このセッションでは今のソーシャルゲームにハマっているユーザーはどのようにゲームを「止められない状態にする」かの過程について、心理学を通して細かく講義されました。今までゲームの企画書をいくつか作ってきましたが、このセッションを通して、売れるスマートフォンの企画書の作り方を学べてよかったです。
CEDECの昼のランチミーティングでは多くの企業の方々に来ていただき、会社の話など色々なお話をして下さいました。デザイナーさんの方に企画書を見てもらい、ビジュアル面等のアドバイスを頂きました。
CEDECの2日目の全セッション終了後に行われた「Developers’ Night」ではゲーム業界関係者数百人規模のパーティーで、楽しくお酒を飲みながら沢山の企業の方とお話することができ、とても貴重な体験が出来ました。
CEDECスカラーシップの4日間はとても貴重な体験と、普段絶対出会うことのない人たちとの出会いを頂きました。今回の体験を通して自分が本当になりたいゲームクリエイターの形を見直すことが出来ました。
最後にはなりますが、4日間共に過ごしたスカラーの皆様にはとてもお世話になりました。そしてIGDA日本の小野さんには素晴らしい体験をする機会を与えてくださり本当にありがとうございました。