シリコンスタジオは8月24日から26日まで開催されるCEDEC2016で、「シリコンスタジオによるHDR出力対応の理論と実践」と題したスポンサーセッションを実施。ブースではリアルタイムレンダリングエンジン「Mizuchi」の技術デモ”YURI”の最新版を展示すると発表しました。
スポンサーセッションについて
講演ではリード・ソフトウェアエンジニアの川瀬正樹が登壇し、リアルタイムCGにおけるDolby Visionを含めた各種HDR規格への対応に関する最新情報を公開します。昨今、HDRに対応した4KテレビやPCディスプレイが続々と発売・発表されており、今後はゲームや映像などのCGコンテンツにもHDR対応が求められます。セッションでは同社の過去の研究開発で得られた知見が共有されます。
ブース展示
GTMF2016などで公開された、Mizuchiのキャラクター表現技術のリアルタイムデモ”YURI”の最新版が展示されます。フォトリアルな質感表現をベースに、YURIがフル3Dで作られた風情あふれる日本家屋や庭園を臨むシーンを展示。HDRモニタにも対応することで色空間が大きく広がり、肉眼で見たときに極めて近い色鮮やかな映像表現が特徴となっています。今後はVRにも対応予定とのことです。