書籍『人工知能のための哲学塾』の刊行記念トークイベントが開催されます。
人工知能は人間に近く、そして遠い存在です。今、誰もが知りたいところは、人工知能が私たちの社会にとって、個人にとって、どのような位置を占めることになるか、ということです。
こうした背景から第1部では、本書の著者である三宅陽一郎氏から、【人工知能と私たち人間の社会とのかかわり】について解説が行われます。第2部では、ゲストとしてSpeee代表の大塚英樹氏、著述家の山本貴光氏をお迎えして、【人工知能、ビジネス、社会】をテーマに、存在の在り方を変えていく人工知能について鼎談が行われます。
終了後に登壇者・参加者を交えて懇親会も実施されます。
BNN新社 http://www.bnn.co.jp/books/8210/
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4802510179/
【申込み・詳細】
日時:2016年8月29日 19:30-21:00(開場:19:00)
会場:株式会社Speee(東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル 4Fラウンジ)
参加費:1000円
主催:『人工知能のための哲学塾』出版記念イベント運営委員会
タイムスケジュール
19:00 – 開場
19:30 – はじめに(進行:犬飼博士氏)
19:35 – 講演(三宅陽一郎氏)
20:15 – 5分休憩
20:20 – 鼎談(三宅陽一郎氏×山本貴光氏×大塚英樹氏)
21:00 – 懇親会(22:00終了)
登壇者・ゲスト
三宅 陽一郎(みやけ よういちろう) @miyayou
国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本ゲームAI専門部会代表、日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)理事、CEDECアドバイザリーボード、ゲーム開発者。デジタルコンテンツシンポジウム第4回 船井賞受賞(2008)、CEDEC AWARDS 2010 プログラミング・開発環境部門優秀賞。日本デジタルゲーム学会2011年若手奨励賞受賞。デジタルゲームにおける人工知能技術の理論的確立と実際のゲームタイトルへの具体的導入に従事。
犬飼 博士(いぬかい ひろし)
1970年、愛知県生まれ。eスポーツプロデューサー、ゲーム監督。つながりと笑顔を生むツールとして、ゲームとスポーツに着目。スポーツとITを融合した作品発表、大会運営等を手がける。現代的なスポーツマンシップとしてスペースマンシップを提唱。人工知能を巻き込んだ次世代の「遊び」を研究開発中。最新作は「あたりつき お守りタイプ」
大塚 英樹(おおつか ひでき)株式会社Speee 代表取締役
1985年生まれ埼玉県出身。小学生時代から経営者だった父親に影響を受け、自身も経営者を志す。2005年に株式会社リクルートへ入社。ネット広告代理店での事業立ち上げを経験し、2007年株式会社Speeeの創業メンバーとして参画。2011年に代表取締役就任。
山本 貴光(やまもと たかみつ)
文筆家・ゲーム作家。コーエーでのゲーム制作を経てフリーランス。大学や専門学校で教鞭をとり、モブキャストとプロ契約を結んでプランナー育成に携わる一方で、文理にまたがって学と術(sciences and arts)の世界を遊歩・測量中。著作に『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満との共著、太田出版)、『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)、『サイエンス・ブック・トラベル』(編著、河出書房新社)、『文体の科学』(新潮社)、『「百学連環」を読む』(三省堂)など。漱石の『文学論』を読み解く本や三宅陽一郎さんとの共著も進行中。好きなものはカステラ。必殺技は百学連環の計。繋ぎます。