7月2日に開催された「デジタルからくり装置づくりワークショップin郡山」で、機材協力をいただいたサードウェーブデジノスのホームページで、詳細なレポート記事が掲載されました。
ワークショップの内容が良くわかる記事になっていますので、ぜひご覧ください。SIG-4NG正世話人の長久勝のコメントも掲載されています。
以下引用
「今回ツールとしてSourceTreeを選んだ理由としては、最新の最も良い環境をベースに子供達に考えて欲しかったからです。今現在、大人たちであってもプログラミングという仕事は個人に帰着するものと誤解している人が多くいます。1人で勉強するのも大切なのですが、みんなで物を作っていくという事が体験できなければ実情にマッチしているとは言えません。それが体験出来なければ、教室の中の学習の領域を出られないのです。
最新の環境を体験しておけば、思考はそれを基準に成り立ちます。将来、学校や仕事に取り組む事になった場合に、今の自分のやり方は古いのではないか、間違っているのではないか、という考え方が身につくようになります。
我々はゲーム業界で働いているので、面白くないものには一所懸命取り組まないという事はよく理解しているつもりです。そのため、今回のワークショップでは、「Unity」を使ってパーツを並べ替えたりするような「レベルデザイン」と呼ばれる作業をメインにしています。
子供にプログラミングを学んでもらう上で、コードを書いたりロジックを設計するような事はまず無理ですが、積み木や粘土、ブロックのようなものの共同作業であれば、うまく理解出来るだろうと考えて、今回の教材に落ち着きました。また、その「レベルデザイン」が面白くないと感じる子供達のためには、キャラクターの絵を描くといった仕事を用意しました。実際のゲーム制作にも大勢の人が関わっていて、違う事をやっている人が合わさって、一つのものが出来ているというのを体験して欲しいと考えました。」
IGDA日本では本ワークショップの受け入れ先となる地方の公共施設・学童クラブ・教育機関などを幅広く募集中です。お問い合わせ・連絡先は infoあっとigda.jp まで。