CRI、中国ゲーム市場向けミドルウェア事業強化でサウンド制作スタジオVanguard Soundと提携を発表


株式会社CRI・ミドルウェアは中国のサウンド制作スタジオVanguard Sound(中国上海市)と、中国ゲーム市場向けミドルウェア事業強化を目的とした提携を発表しました。両者は本提携を通じて、中国市場むけに「CRIWARE」の展開を進めていく予定です。

Vanguard Soundは中国版「モンスターハンターオンライン」をはじめ、各国のiTunesミュージックゲームカテゴリでNo.1を取得したアプリ「Cytus」、中国産アニメ 「NANOCORE(納米核心)」などでサウンド提供の実績があり、多数のゲーム開発会社およびエンターテインメント系企業との取引があります。Vanguard Soundは「CRIWARE」のプロモーションから営業活動、技術サポートまで、トータルでミドルウェア事業の強化をサポートしていきます。中国のコンテンツ制作に通じたVanguard Soundのチャネルを活かすことで、制作現場に最適なかたちでのアプローチが可能となります。

■本提携の目的
・中国ゲーム市場における「CRIWARE」の拡販および事業基盤の確立
・中国ゲーム市場における「CRIWARE」のブランド価値向上

■提携概要
・中国での「CRIWARE」プロモーション活動
・中国での「CRIWARE」事業開発・営業活動
・中国ゲーム開発者向け「CRIWARE」カスタマーサポート
・中国ゲーム開発者向け「CRIWARE」使用環境の充実(マニュアル・ドキュメント等)

Vanguard Sound代表取締役社長の楊一永氏は「スマートフォンアプリや家庭用ゲームなど、グローバルで成功するタイトルの創出にはハイクオリティなゲームサウンドが不可欠だと考えております。そのためにも長年にわたるサウンド制作のノウハウが詰まった『CRIWARE』は非常に有用だと思っています。より多くのMade in Chinaのゲームが世界で成功するために、『CRIWARE』の拡大に貢献していきたいです」とコメントしています。

CRI・ミドルウェア 代表取締役社長の押見正雄氏は「中国で多数の制作実績を持つVanguard Soundと提携することができ、大変うれしく思っています。中国市場で『CRIWARE』の存在感をより強固なものにしていくにあたり、中国サウンド制作のリーディングスタジオであるVanguard Soundは、ゲーム開発におけるミドルウェアの効果や重要性はもちろん、技術についても理解して顧客に伝えることができる非常に力強いパートナーです。今後の中国市場での『CRIWARE』拡大に大いに期待しています」とコメントしています。