「デジタルからくり装置づくりワークショップ」の実施について

NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)はこれまで「東北ITコンセプト福島GameJam」「職業実践専門課程を通じた職業教育・人材育成協力」「CEDEC&東京ゲームショウ スカラーシップ」などを通して、ゲーム業界の次世代を担う学生を対象とした人材育成を行って参りました。

この度、こうした人材育成活動の一環として、公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団からの助成をうけ、小学校高学年から中学生を対象とした「デジタルからくり装置づくりワークショップ」を実施する運びとなりました。本ワークショップは当法人がこれまで「東北ITコンセプト福島GameJam」の併設イベントとして小学生を対象に実施してきた「お絵かきワークショップ」などの知見をもとに実施するものです。実働組織には「Student-TF」を発展解消した「SIG-for NextGeneration」が担当します。

「デジタルからくり装置づくりワークショップ」は、子ども達にゲーム開発の基礎となる仮想空間内でのインタラクションの楽しさや、エンタテインメント・ソフトウェアの制作を手軽に体験していただくための取り組みです。ゲームエンジンを活用し、体験者が講師の指導のもとに自ら「デジタルからくり装置」を制作することで、PCやツールの基本的な操作から、仮想空間におけるオブジェクトの配置、さらには他人を楽しませるコンテンツ作りまでを、数時間程度のワークショップで学びます。

第一回目は福島県郡山市の学童クラブ「まなそび海賊団」(福島県郡山市並木5-2-1)で7月2日(土)に開催いたします(まなそび海賊団の母体となる「まなそびプレックス」は、東北ITコンセプト福島GameJam2014の開催会場でもあります)。当法人ではこれを皮切りに年に3-4回程度、各地で開催する予定です。財団からの助成期間は3年間で、検証期間の位置づけとなる初年度からはじめ、順次実施してまいります。次年度以降は公共施設・地域コーディネーター・NPO団体など関連組織・団体と連携をとりつつ、全国で開催して参ります。

◆デジタルからくり装置づくりワークショップ 第一回 開催概要

日  時 2016年7月2日(土) 午前9時〜正午(希望者多数の場合は午後の部も実施)
会  場 まなそび海賊団(福島県郡山市並木5-2-1)
対  象 小学5年生〜中学3年生まで 10名
費  用 無償
主  催 特別非営利活動法人 国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
助  成 公益財団法人 中山隼雄科学技術文化財団
機材協賛 株式会社サードウェーブデジノス

問い合わせ先 infoあっとigda.jp