ゲーム会社やCGプロダクションではSIGGRAPHなどの学会で発表される海外の論文をもとに研究開発を行い、実装につなげるという流れがあります。こうしたプロセスを体験できるユニークな研究会「CG技術の実装と数理 2016」が開催されます。
主催者側では「SIGGRAPHなどの学会で発表される 最先端のCG技術について互いに学び、ソフトウェアとして実装することで、▽知識の共有▽ソフトウェアの共有▽新たな研究テーマの発見ーーにつなげること」を目的としています。
主な参加対象は大学の若手研究者や、ゲーム&CGスタジオの研究開発部門に所属するエンジニアです。7月9日(土)に開催される第1回研究会では、実装のベースとなる論文が発表される予定で、聴講のみの参加も可能とのことです。
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■日程と参加費
[参加登録(論文表明): 2016年6月18日(金) 締切] この時点で参加者には理解・実装・評価まで行いたい論文を表明して頂きます。各自は第1回の会議までの間に、自分の研究室で論文を読み進めます。 [第1回(概要発表): 2016年7月9日(土)] (無料)
参加費無料: 第1回の会議はどなたも無料でご参加頂けます。
論文について、一通り理解した内容を発表して下さい。
理解できたところ、理解困難なところ、実装方針、実装が困難なところをお互いが情報共有しつつ共同作業の可能性を探れると幸いです。
参加費: CGVI研究会員 無料・IPSJ会員 1500円・IPSJ会員(学生) 500円、非会員(学生も含む) 2500円となります。
第1回の会議後、各自は研究室に帰って実装を進め、2ヵ月後、9月の最終 会議で完成したソフトを発表して下さい。
更にデモセッションやディスカッション・タイムを設けますので、今後の改良や新しい研究テーマの可能性について議論して頂ければと思います。
■参加お申し込み
7月9日の参加のみご希望の場合は、「講演を希望する」にチェックせずに送信ください。
■会場
株式会社コロプラ
〒150-6011 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー11階
■主催
情報処理学会
コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会(IPSJ CGVI)研究会
■組織委員
実行委員長:
栗山 繁(豊橋技術科学大学, IPSJ CGVI研究会 主査)
プログラム委員長:
土橋 宜典(北海道大学)
溝口 佳寛(九州大学)
実行委員会:
今給黎 隆(東京工芸大学)
岡部 誠(電気通信大学)
篠原 たかこ(CG-ARTS協会)
藤堂 英樹(東京工科大学)
廣瀬 三平(芝浦工業大学)
■協力
CG-ARTS協会(公益財団法人 画像情報教育振興協会)
一般社団法人 VFX-JAPAN