ゲーム開発の第一線で活躍
ーーーちなみに、皆さん今はどんな仕事をしているんでしょうか? 話せる範囲で教えてください。
堀田 スマホの3Dアクションゲームでキャラクター周りの企画担当をしています。どんなアクションをするか考えて仕様書を作成し、モーションやエフェクトデザイナーの方と話し合いをしながら、データを作って実装してもらう感じですね。詳細はいえませんが、チームの規模もかなり大きいです。内緒ですが、ゴニョゴニョ……
加藤 1つのタイトルでそれはすごいですね。私がいるのは30人くらいの部署ですが、運営チームなので3タイトルを同時に見ていて、イベントの設計などを行っています。Excelでデータ入力なども行っていて、データマイニングのスキルを磨きたいなと思っています。
山田 まさに自分がやっているのがそういった仕事ですね。グループ会社で運営中のソーシャルゲームで、運営に必要なデータを解析していますから。実際、内部の仕組みがわかったことで、ゲームを見る目も変わってきました。
岡 4人の中で自分だけが家庭用ゲーム開発なんですね。今は背景アーティストとして、新作「LET IT DIE」の開発をしています。現在はゲームの背景の小物などを制作しています。私の職種は背景を通してゲームの世界観を魅力的に伝えることが重要ですね。
ーーーすでにバリバリやられていますね。ちなみに、皆さん第一志望だったんでしょうか?
岡 最初はグラスホッパー・マニファクチュアのことを良く知らなかったんですよ。普通にゲームが好きで、いろんなアクションゲームを遊んでいて、特に「ロリポップチェーンソー」のぶっ飛んだセンスが好きでした。就職活動をはじめて、改めて今の会社の存在を知ったんです。ぜひ応募したかったんですが、サイト上では2月に募集が締め切られていて・・・。それだけにCEDECスカラーシップの参加意義は大きかったです。
堀田 自分も就職と研究の間を揺れ動いていた感じです。GlobalGameJamにも参加しましたが、結局大学院に進学して。そこからもう一度、ゲームの世界に戻ってきた感じですね。その中でも弊社を選択したのは、ゲームプランナーの育成する仕組みと、思いを強く持っていて、プランナーとして成長が出来る環境だと思ったからです。
加藤 入社してみて感じたのは、すごくベンチャー気質にあふれていて、背中を押してくれること。私もいろんなことにチャレンジしたいですね。
山田 セガは有名ですが、そういう有名な開発会社がゲームを作ったり運用するうえでどういう仕事をしているのかは、正直あまり詳しくありませんでした。募集要項としてMySQLが使えることと、データ分析ができることがあり、軽い気持ちで受けたら通ってしまったので・・・。その後企業調査を行い、自分のスキルが生かせる。やりたいことが学べる・できると感じ入社いたしました。
今は業務を通して日々勉強という感じです。システムを裏側から見ていると、いろいろ改善点も見えてきたりするじゃないですか。そんな時は同僚と話し合ったり、上長に改善案を提示したりもします。