GREE Engineer’s Blogで「ゲーム “消滅都市” 運用における理想と現実」というエントリが上げられています。
ソーシャルゲームでは運営と品質管理が並行して行われるため、最初からデバッグを前提としたクライアントプログラムを記述することが求められます。しかし、実際にそんなにうまくいくわけもなく、リリース後もどんどん新機能がアップデートされていくため、さまざまな意味で混乱しがちなのが現状です。そのあたりの苦労ぶりが赤裸々に書かれています。
また、サーバ上のデータを書き替えてクライアント側のパラメータなどを更新する（＝データデプロイ）作業は、人力作業＆目視チェックに頼りがちな一方で、ちょっとしたケアレスミスですごいトラブルが発生してしまう可能性が高いため、ついつい時間がかかりがちです。ここをいかにして自動化＆簡略化するかなどの工夫も紹介されています。
個人的にも「運営しながらデバッグするって、どうやるんだろう？」と疑問でしたので、興味深く拝見しました。なかなか他には出てこないネタですので、ご高覧をお勧めします。