ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション「遭遇―ゲームと歴史学」(2/7)

2013年からTwitter上で行われているウェブ討論会「ゲームデザイン討論会」で2月7日、「遭遇―ゲームと歴史学」をテーマにオフラインでのトークイベントが開催されます。ゲーム研究者・開発者と歴史学者とが集い、互いの分野をより良くするゲームとそのデザインについて議論が行われる予定です。

主催共同

・遊戯史学会
・日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)
協賛
・公益財団法人東洋文庫
・青山学院Hicon
・株式会社 JP Links
・株式会社ジェイブレインホールディングス
・東京電機大学

日時
・2016年2月7日(日曜)13:30~17:30
・場所:公益財団法人 東洋文庫ミュージアム(〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21)

申込み
・参加費1500円【詳細・申込みはこちら

論題
・タイトル「ゲームと歴史学との遭遇―遊びと学問とで幸せな繋がりを目指して!」
・趣旨:ゲーム分野の研究者・実務者と歴史学の第一線研究者とが、1924年設立のアジア文化研究所「東洋文庫」で会合し、ゲームにおいて歴史的事件やそのメカニズムがどう描かれてきたか(たとえば「三国志」ゲームや「艦これ」と実際の古代中国やWW2との比較)を、および歴史学におけるゲームの有用性を議論することにある。この議論を通じて、ゲーム分野は歴史学のサポートを得た斬新なゲーム・デザイン論を模索し、歴史学はゲームを通じた教育・広報活動へと繋がりえることにその意義がある。

当日プログラム
●基調講演(13:30-14:00)
・三宅陽一郎(AI研究、DiGRA Japan理事)
・牧野元紀(ベトナム近代史、公益財団法人東洋文庫主幹研究員)

●鼎談―前半「ゲームで歴史的思考力を育成してみよう!」(14:00-15:00)
【パネリスト】
・池尻良平(シリアスゲーム研究、東京大学情報学環特任助教)
・三宅陽一郎(AI研究、DiGRA Japan理事)
・渡辺範明(ゲームプロデューサー/ドロッセルマイヤーズ代表)
【コメンテーター】
・石塚正英(歴史知学、東京電機大学理工学部教授)
・小野卓也(Table Games in the World主宰)
・岸本好弘(ゲームデザイン、東京工科大学メディア学部准教授)
・草場純(すごろく史、遊戯史学会理事&「ゲームマーケット大賞」委員長)
【スペシャルゲスト】
・鈴木銀一郎(ゲームデザイナー)
【司会】
・蔵原大(紛争検証学〔Wargaming〕、東京電機大学理工学部非常勤講師)

●昼食休憩&ミュージアム参観ツアー(15:00-15:30)
・希望者はこの時間で東洋文庫ミュージアム参観(東洋文庫側からガイド出ます)

●ゲームプレイ会
・テーマ「ゲームで歴史を検証してみませんか♪」(15:30-16:10)
・ファシリテーター:池尻良平(東京大学情報学環特任助教)
・プレイヤー:パネリスト&コメンテーター(+一般参加からの希望者)
・ゲーム:池尻先生ご用意のゲーム教材

●鼎談―「ゲームと歴史学の遭遇―人間とはホモ・ルーデンス(遊ぶ人)!」(16:10-17:10)
【パネリスト】
・石塚正英(歴史知学、東京電機大学理工学部教授)
・岸本好弘(ゲームデザイン、東京工科大学メディア学部准教授)
・草場純(すごろく史、遊戯史学会理事&「ゲームマーケット大賞」委員長)
【コメンテーター】
・池尻良平(シリアスゲーム研究、東京大学情報学環特任助教)
・小野卓也(Table Games in the World主宰)
・三宅陽一郎(AI研究、DiGRA Japan理事)
・渡辺範明(ゲームプロデューサー/ドロッセルマイヤーズ代表)
【スペシャルゲスト】
・鈴木銀一郎(ゲームデザイナー)
【司会】
・蔵原大(紛争検証学〔Wargaming〕、東京電機大学理工学部非常勤講師)

(岸本好弘先生)

●最後の質疑&連絡事項(17:10-17:30)
・聴衆の方で最後にご質問あればこの時間枠でどうぞ
・または聴衆の皆さんに自己アピールされたい方向けの時間枠でもあります

●懇親会(18:00-20:00)
・場所:都営三田線千石駅そばの居酒屋
・司会 森本浩太朗(チェッカー研究、遊戯史学会理事)
・備考:状況次第で臨時座談会 or ゲーム会