東京ゲームショウ2015の日本ゲーム大賞アマチュア部門で、「4D FOLLOWRRS」が優秀賞を受賞しました。開発チームはGlobalGameJam(GGJ)、福島GameJam(FGJ)、Fuseなど数々のゲームジャムで会場提供を行われているWiZ 専門学校 国際情報工科大学校の学生で、全員がいずれかのゲームジャムの体験者。メインプログラマーの佐藤君にいたっては、「FUSEは5回以上、FGJとGGJは各1回ずつ参加しており、今後も継続したい」とのこと。同校が日本ゲーム大賞アマチュア部門で入賞したのは今回が初めてで、日頃の勉強に加えて、ゲームジャムでの開発経験が活かされました。自分もゲームを会場で試遊しましたが、「時間」というテーマが綺麗に昇華されたゲームデザインで、非常におもしろいパズルゲームになっていたと思います。今回あらためてDLリンクが公開され、誰でもプレイできる形になりましたので、開発チームのコメントと共に紹介します。
タイトル:4D FOLLOWRRS
ゲーム内容:3Dに時間軸を加えた4次元アクションパズルゲーム。
作戦と行動の2つの時間軸を採用。作戦フェイズでは、様々な仕掛け(障害)に対処する青い従者ボールの動きを予め設定。
行動フェイズでは、従者ボールが障害を取り除き見事、赤い王様ボールをゴールに導きます。
攻略のカギを握るのは、(行動フェイスでの青と赤のボールの動きをイメージしながら、)作戦フェイスで、青いボールを動かす位置とタイミングを設定するのが重要なポイント!
一人プレイなのにマルチプレイのようなゲームデザインや完成度の高いステージ構成など、新たなパズルゲームの魅力が詰まった作品です。
(日本ゲーム大賞サイトより)
推奨プレイ環境など
・Windows8.1
・DirectX11.1をハードウェアでサポートしていること
・Microsoft Xbox 360 Controller for WindowsかXInput対応のゲームコントローラ
開発チーム
・渡辺晃規 3年 リーダー(メイン企画・プログラマ)
・藤本篤志 3年 サブリーダー(プログラマ)
・佐藤圭祐 2年 メインプログラマ
・菅野翔吾 2年 プログラマ(レベルデザイン)
・小川光輝 2年 プログラマ(レベルデザイン)
苦労した点:タイトルがなかなか決まらなかったこと。デザイナーがいなかったのでキャラクターなどの見た目を考えるのに苦労したこと。
工夫した点:ゲームの完成形や雰囲気をチーム内で共有できるように話し合いを積極的に行うようにしたこと。