IGDA台湾も開催協力を行っている、ゲーム開発者会議「2015 Taipei Game Developers Forum(TGDF)」が7月23日・24日に台北国際コンベンションセンターで開催されます。2012年より開催され、今年で3回目を迎える本会議では、開発者同士の知見共有と開発者精神の鼓舞をモットーに、全3トラック25セッションで実施されます。
基調講演にあたるセッションでは、インディゲーム「Monument Valley」の制作者として知られるNeil McFarland氏が登壇し、「Pricing and Pacing – why a paid mobile game can afford to take its time(価格とペース〜なぜ有料ゲームは「じっくり」遊ばせられるのか)」というタイトルで講演します。
「Monument Valley」は世界的に高い評価を得た一方で、95%が違法コピーで遊ばれたとされています。有料ゲームとF2Pゲームの違いや、ビジネスモデルがゲームデザインに与える影響などについて、どのような講演が行われるのか期待されます。
また会場ではHTCによるSteamVRのデモルームも設置される予定です。部屋の天井に位置検出センサーを設置する関係上、なかなか日本では(世界的にも)試遊する機会が少ないSteamVRが出展されることで、非常に盛り上がりそうです。